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当社のこだわり

 

国際建築文化サービスでは、中国河南省鄭州市にある鄭州社寺建築材料有限公司(鄭州工場)と連携し、建築設計・原木の選定・木材の天然乾燥・製材・加工・仮組を行っています。鄭州という土地は、内陸部の物流拠点であるとともに、木材の天然乾燥に適した気候を持ち合わせています。そのため、狂いが少なく、経年劣化に強い木材を低コストで入手することが可能となります。継手・仕口の加工及び彫刻では、福井県永平寺の宮大工の元で修行をした棟梁と現地の熟練工が、1つ1つの仕事を丁寧に仕上げます。また、納品の前に工場にて仮組及び調整を行うことで、高い精度と美しい仕上げを実現するとともに、工期を短縮したり、現場で発生する予想外の追加工事を徹底的に無くしたりすることが可能となります。

 

ぜひ、日本国内で設計・建立された社寺建築の品質・価格と比べてみて下さい。品質に関しては日本のものと比べても遜色ないもの、それ以上のものを自信を持って提供いたします。中国だからこそ、この品質と価格でサービスを提供することが可能なのです。日本で、この価格でこれだけの品質を提供できるのは大変難しいです。当社では、中国で製材・加工しますが、現場での組立てには、当社の棟梁の直接指導・管理のもと、当社と提携した工務店が責任もって工事を完遂させます。どうぞ、ご安心下さい。

木材

 

鄭州工場では、常時、良質な木材が確保できるように、木材置場に天然乾燥させた原木を保管しております。当社が保管する原木以外にも、お客様のプランに最適な日本材、アフリカ材やロシア材などの良質な原木を、直接現地に赴き選ばさせていただきます。

 

製材で使う木材は、木材を使用する建物の部分に合わせて、鄭州工場で全て原木から製材します。それゆえに、建築非常に合理的な木材の使い方が可能で、既製の木材を使用するのとは違った美しい仕上がりになります。一般的には、使用する木材が注文品だと、既製品と比べて割高になりますが、原木の選定・直接仕入れから製材までを一括して行うことで、既製品の木材より低価格で良質な木材を使用することが可能です。

加工・彫刻

 

鄭州という土地は、非常に歴史の長い都市であり、八大古都として指定を受けています。そのため、伝統家具製造に携わる木匠(大工)が多くいます。鄭州工場では、棟梁の指導を受けた現地の熟練工と棟梁が、設計から加工・彫刻までの一連の作業を一つ一つ丁寧に仕上げます。当社の熟練工は、入社以前から木匠(大工)として中国で活躍しており、入社後は棟梁の指導のもと、これまでの15年間の間に多数の日本の社寺建築に携わって来ました。また当社では、大工道具から加工機械に至るまで、全て日本製を使用し、日本式の生産管理で、徹底した品質管理を行って来ました。

高い精度と美しい仕上がりを実現する工法

 

鄭州工場では、納品の前に必ず一度、工場内にて仮組し、細かい調整を行います。仮組を行うことで、組み上がり時の全体のバランスを再度検証することができるとともに、細かい調整により高い加工精度と美しい仕上がりを実現することができます。また、一度組み立てることで、徹底的に施工時の合理性を検証することができます。これにより、現場での組立時に発生しやすい、さまざまな不整合を排除し、従来よりも短い工期を可能とします。合理的な施工と工期短縮により、お客様により低価格でサービスを提供するとともに、間違いの無いものを提供できるのが当社の強みでもあります。

 

 

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